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おかげさまで650号!
 いつも人材開発メールニュースを愛読いただきありがとうございます。
 おかげさまで、650号を発行することができました。
 毎回区切りの号では、近況の報告?を行っておりますので、今回も同じよう
な感じでお届けいたします。

<ご参考−これまでの区切りの号>
※2010年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/61156019.html (600号)
※2009年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/59931784.html (550号)
※2008年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/58727109.html (500号)
※2007年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/57283836.html (450号)
※2006年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/55380718.html (400号)
※2005年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/53247239.html (350号)
※2004年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/50774877.html (299号)
※2003年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/48416607.html (250号)
※2002年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/45868905.html (200号)
※2001年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/43196757.html (149号)
※2000年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/40574904.html (100号)
※1999年 http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/37251736.html (50号)


 この一年の大きな変化、変化と言うのが相応しいかわかりませんが、やはり
東日本大震災の影響は大きいと言えます。復興・復旧に向けて様々な取り組み
が行われていますが、思っている以上に進んでいることもあれば、逆に遅れて
いると感じることもあります。震災、また震災後の対応も含め、ライフキャリ
ア・企業経営・地域経済など、様々な場面で考えることが多かったのではない
でしょうか。

 また話は変わりますが、この一年はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・
サービス)が急激に広まったと言えます。私自身、TwitterやFacebookを利用
していますが(活用まではできていませんが)、様々なつながりを実感する機
会が増えました。

 震災とSNS全く異なるテーマかもしれませんが、いずれもつながりや関係性
を考えるきっかけになったように感じます。当たり前ですが、何事も一人で完
結することありません。様々なつながり・関係性の中で、個人の可能性と限界、
組織の可能性と限界を考えさせられた、考えざるを得なかった一年だったよう
に思えます。個人的な話で恐縮ですが、子供達の成長も踏まえ、その可能性と
限界をどう次世代につなげていくのか、伝えていくのか?そういうことも考え
なければならないと感じました。

 たくさんの変化が連続する中で、お手伝いしている人材開発の領域において
は、新しいテーマ・やり方に取り組もうとする意識や雰囲気が着実に萌芽しつ
つあります。しかし同時にそれは、既存の手法への不満や限界も示しているよ
うに感じます。最近のコラムでもよく取り上げていますが、「知識・スキル」
を中心とした育成も勿論必要ですが、それだけでは足りない、もっとベースと
なる「あり方」が問われているように感じます。

 少子高齢化・人口減少の影響も含め、改めて「事業と人」のリンクの必要性
を実感しています。勿論その中で我々自身のあり方も問われているように感じ
ます。今後も何ができるというわけではありませんが、「あり方」から眼を逸
らさないスタイルを意識して取り組んでいきたいですね。
 今後ともよろしくご支援お願い申し上げます。


             (2011/10/17 人材開発メールニュース第650号掲載)
                          humanize:吉次 潤


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