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2006年を振り返って
 今年も数週間で平成18年、2006年も暮れようとしている。毎々のこと
だが、今年も新幹線に91回乗車し、飛行機に19回搭乗し歯抜けは多いが、
北は青森から南は沖縄・那覇まであちこちに移動する日々であった。

 毎年、何か新しいことを…と年初に考えてスタートするが、多少の目新しい
カリキュラムでの研修は行ったものの、多くが現状の延長線上に留まり、当然
のことながら「できること(できそうなこと)」ばかりで大胆なチャレンジの
機会に遭遇できなかったことは悔しくもあり、寂しい。

 そんな中、今年の半ばから某飲料メーカーの特約店対象に、営業力強化のコ
ンサルティングまがいの案件に関わることができた(現在も継続中)。最近で
は営業力強化で、IT化の進展やソリューション営業、やれCRMだ、SFA
だと、新たな概念・ツールが導入されてはいるが、私の担当した案件は今時珍
しいほど「革新」とか「スマートさ」のない古式ゆかしい?営業部隊への指導
であり、斬新さには程遠く、基本、基礎、基盤の整備、習得というかえって、
今様ではないことが新鮮さを感じるもので、目に見えて変化が実感できる(や
っていなかったことをやっただけだが)ので、楽しい。と同時に、改めて基本
の大切さを思い知らされるばかりである。来年もさらに拡大が望める状況なの
で、少々の楽しみを繰り越せる今年の年の瀬でもある。

 さて、今年も月2回、たわいもない、些末な話題を延々と続ける当コラムに
お付き合いいただき、心より深謝申し上げます。
 また、来年も期待しないで月2回の定期便をお待ちいただくと共に、当「人
材開発ネット★情報ボックス」へのご愛顧をお願いいたします。
 良いお年をお迎えください。


             (2006/12/18 人材開発メールニュース第413号掲載)


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