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おかげさまで250号
 いつも人材開発メールニュースをご愛読いただきありがとうございます。
おかげさまで「人材開発メールニュース」も今回で250号を発行することと
なりました。5年にわたり継続できたのは、たくさんのご支援のおかげと感謝
しております。
 毎年この区切りの時期には、私の近況を報告させていただいておりますので
今回も?同じような感じでお届けしたいと思います。

<ご参考−これまでの区切りの号>
※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/45868905.html
※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/43196757.html
※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/40574904.html
※ http://blog.livedoor.jp/hrd_net/archives/37251736.html
    
 私も今年で独立して8年目に突入しました。サラリーマン時代(7年)より
も長くなったことを考えると、最近は我ながら良く続いていると関心していま
す?このHP、メルマガのおかげでたくさんの方と出会いがあり、少しずつで
はありますが着実に仕事が拡がっていると感謝しております。

 人材開発の話題と異なり、個人的な話で恐縮ですが、今年の6月に母が他界
しました。昨年末から亡くなるまで短い(長い?)闘病期間でしたが、私自身
自分で仕事をしながら、命の期限を知らされた母の看病をする生活で色んなこ
とを考えさせられました。
 15年前に父が亡くなった時も自分自身のひとつの転機になりましたが、今回
の出来事も母の一生を通して、自分を見つめ直す機会になったように思えます。
この一年は、考える(考えさせられた)一年であったように思われます。

 人材開発の世界ではキャリアをどう構築するかということがよくテーマにな
ります。「キャリア」=「仕事」ではなく、「仕事を含む人生、人生の中の仕
事の意味」と言う捉え方の方が大事なような気がします。「どんな仕事をする
か」より、「どんな風に生きて行きたいか」が問われているように感じます。

 最近は、年代問わず就職支援の仕事もお手伝いさせていただいておりますが、
そこでよく使われる「適職」という言葉にも私自身は非常に抵抗を感じます。
自分に向いている、合ってる仕事は何かを考えている人が多いように思われま
すが、向いている、合っているは最初からわかるものでなく、やっていく中で
気付くことが多いのではないでしょうか。私自身も独立してから様々な仕事を
してきました。今も色々な仕事を手伝わせていただいておりますが、どれが一
番自分に向いているのかは未だにわかりません。
 ただ漠然としてはいますが、「自分を信じて何かに打ち込む人(組織)に対
して、役に立つ存在でありたい、喜ばれる生き方をしたい」ということはいつ
も考えています。またそういう生き方ができる仕事であれば、人材開発の仕事
のこだわることなく、首を突っ込んでいくような気がします。

 仕事は手段、会社は舞台、演じる主役は“個”(経営者も社員も個です)で
あるという前提で、「キャリア」を考える機会が世の中にもっともっと増えて
いくようしたいですね。
 毎回同じようなことを言ってるような気もしますが、これからもできうる限
り人材開発に関する情報発信を継続して行きたいと考えておりますので、今後
ともよろしくご支援お願いいたします。


             (2003/09/01 人材開発メールニュース第250号掲載)
                         WISEPROJECT:吉次 潤


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